在学生の声

日比啓太郎さん

日比 啓太郎さん
(2022年度入学)

経営学についてバランスよく学べ、実務家教員による講義も
豊富で、自身の効果的な成長が見込める

企業経営を俯瞰して体系的に学ぶことができるMBAへ

私は航空会社の整備部門に17年間勤めており、現在、品質保証に関する業務を担当しています。私の仕事は、整備士が正しく整備作業を行えるようにする仕組みづくりや、安全文化の醸成です。飛行機の整備には相当緻密で正確な作業が求められます。イメージとしては人間の医療に近く、そこにはなかなか自動化とか機械化ができない領域があります。そのため整備士がいかに正確に規定基準にのっとって作業できるかというところが、整備の品質を分けるポイントになります。人を相手に文化を醸成していくというのは、マネジメントそのものです。企業のトップが安全文化にどれだけこだわるのかがとても重要なので、一橋MBA(経営管理プログラム)で学んでいるカリキュラムの中でも、リーダーシップ論、組織論からはとても多くのことを学びました。

一橋MBAの学びを通じて、自分の中に“思考の棚”のようなものができてきた


日比啓太郎さんの写真

今までは仕事をしていると、複雑な案件が絡み合って、自分でも少し混乱してしまったり、それにストレスを感じてしまったりということがありました。しかし、一橋MBAでの学びを通じて、先生方の丁寧な指導や、少人数ゼミでの密度の濃い議論、仲間とのコミュニケーションなどを通じて、自分に “思考の棚”のようなものができてきました。そして、そのことで、これまで得てきた知識や経験を再整理して解釈し直すことができるようになり、新聞や書籍等から得る情報の吸収が格段に効率的になりました。これは、自分の中の知識や経験をアウトプットする(書く、話すなど)ときにも有効で、実務におけるスキルアップという形でも実感できます。仕事をしていても自分の成長を感じられてとても楽しいです。 今後の目標としては、さらに自分の弱い分野の学習を深めたいと考えています。特に財務や会計は、企業の活動において最も重要な領域の一つであるにも関わらず、これまで自分の理解度があまりにも低かったことに大きなショックを受けています。会計士や簿記の資格の取得も視野に入れて、この分野を追求していくのも面白いかな、と感じています。

MBAに興味をお持ちなのであれば、年齢や社会での経験年数をあまり
気にせず、チャンスがある時に積極的にチャレンジしておいた方がいい

私はクラスの中では年齢が高い方で、もう少し若い時に入学しておけば…と後悔する気持ちがないわけではないですが、その分、過去の社会経験が学びに活かせているという利点も感じています。若い方は早期に経営学を学ぶことでその後のキャリアに活かせますし、年長の方もこれまでの経験を学びにつなげられるため、「まだ早い…」とか「遅すぎる…」というのはチャレンジをためらう理由にはならないと思います。

また、仕事や私生活との両立を不安に思う方もいるかと思いますが、何とかなりますし、むしろ何とかする!と考えた方が自分自身にもプラスに働くと思います。もちろん、職場の人々からの理解と支援は最低条件にはなります。しかし、仕事や私生活と学業を両立せざるを得ない状況になると、自ずと時間の使い方を工夫するようになり、公私にわたって効率的に行動するようになります。実際に、私は息子の高校受験という家庭でのイベントを抱えながらの通学だったのですが、息子のサポートも抜かりなくできたと思いますし、慣れれば自由な時間も楽しむことができるようになりました。

(2023年3月掲載)