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【一橋大学の科研費研究】「貿易の健康と犯罪への影響の実証研究」/小泉 秀人(経営管理研究科 講師)

2026年06月16日

科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金/科学研究費補助金)は、人文学、社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする「競争的研究費」です。ピア・レビューによる審査を経て、独創的・先駆的な研究に対する助成を行います。研究者によるピア・レビューという検証プロセスの利点は、研究計画の妥当性を専門家の視点からより正確に判断できるほか、応募者にとって、同じ分野の研究者に自分の研究がどう評価されるかを知る機会にもなっています。このことは、とりわけ若手の研究者にとって一つのインセンティブになっているといえます。本学の研究環境は研究大学としての文化や風土が根付いており、新規課題採択率は、例年全国1位を獲得しています。(令和8年度は日本学術振興会(JSPS)により集計・確定中)

今回は、小泉 秀人講師の科研費研究「貿易の健康と犯罪への影響の実証研究」についてご紹介いたします。

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小泉 秀人

ペンシルベニア大学ウォートン校応用経済学博士号取得。公共経済学・政治経済学・ミクロ理論を軸に、公共哲学と公共経済学にまたがるトピックについて主に研究している。イノベーション政策や企業行動にも関心が深く、政策提言やメディア寄稿も行う。財政学会奨励賞受賞。

研究テーマ:「貿易の健康と犯罪への影響の実証研究」

研究期間(年度):2026 - 2031 研究種目:基盤研究(B) 審査区分:小区分07040:経済政策関連

研究計画:

本研究の目的は、貿易が人々の健康と犯罪に与える影響を実証的に明らかにすることです。グローバル化の進展に伴い、国際貿易は各国の産業構造や雇用、所得分配に大きな変化をもたらしてきましたが、こうした経済的な変化が人々の健康状態や地域社会の治安にどのような影響を及ぼすのかについては、いまだ十分に解明されていません。本研究では、貿易の拡大や貿易摩擦に関するデータと、健康・犯罪に関する各種統計とを組み合わせ、計量経済学の手法を用いてその因果関係を多角的に分析します。これにより、貿易政策が社会にもたらす便益と費用をより包括的に把握し、公共政策の設計に資する知見を提供することを目指します。

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