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2025年度「ホスピタリティ・マネジメント・プログラム」ワークショップ合同発表会

2026年02月24日

去る1月31日に千代田キャンパスの大講義室にて、経営管理プログラムのサブプログラムであるホスピタリティ・マネジメント・プログラムの修士1年、2年生の研究発表会が行われました。修士2年生にとってはMBA集大成のワークショップレポート(修士論文相当)の発表の場でもあり、修士1年生にとっても完成されたワークショップレポートの発表を聴く貴重な機会となりました。

この発表会には修士1年、2年生のほか、修了者も参加し、先輩、後輩の交流の場となっています。出席者からさまざまな視点からのコメントがありましたのでご紹介いたします。


修士1年生(M1)

・M2の先輩方の発表を聞き、来年に向けて自分の視座が広がったと感じました。年度を越えて交流できる機会は貴重であり、自身の発表について具体的なアドバイスをいただけた点も大変参考になりました。

・貴重な場を頂きありがとうございました。M2の皆さんが検証方法など、どのように研究を進めていったのかが分かり、自身の研究を今後進める上での参考となりました。

・研究の最終イメージを具体的に描く良い機会でした。また、皆さんの発表を通じて新たな理論やフレームを学習することができ、非常に有意義な機会となりました。

・M2生の研究発表を拝見し、自身の研究に活かすことができました。また、自身の研究に対して、OB・OGも含めたさまざまな方々からフィードバックをいただけるなど、当プログラムの縦のつながりを感じる貴重な機会でした。

・2年生の先輩方のワークショップレポートの内容を直接聞くことで、自身の今後の研究を進めていくうえでのイメージを掴むことができ、とても参考になりました。

・M2の皆様のワークショップレポートを一つずつ拝聴する機会は非常に貴重であり、自らの研究を進める上でも大きな刺激と参考になりました。この学びを糧に、自身の研究もより一層深めていきたいと強く感じました。

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修士2年生(M2)

・同期生の発表を聞きながら、皆が約2年間、苦悩していた様子が蘇ってきました。入学前、研究は1人でコツコツと進めるイメージでしたが、振り返ってみると想像していたよりも皆で考え、提案しあうものでした。指導いただいた先生、同期の皆さん、知見をいただいた先輩方、インタビュー等で研究にご協力いただいたすべての方々があっての研究でした。M1の皆さんも、これから1年間大変かと思いますが、自身でよく考え、行き詰まったら、素直な気持ちで色んな方々に積極的に意見を聞くと良いと思います。

・ホスピタリティ・マネジメント・プログラムは、他のワークショップと異なり2年間変更が無いことはアドバンテージになります。これは、ご自身の仕事や業界の課題、個人的な探求について掘り下げる時間になります。さらにワークショップの変更がないので、一貫した指導を頂くことができます。また、このプログラム独自のネットワークがありますので、このネットワークのさまざまな知見を有効活用してください。

・M1の皆さんの発表は、問題意識やリサーチギャップが明確で、論理的にリサーチクエスチョンが導出されているものが多く、論文の完成が楽しみな内容でした。今回の合同発表会は、私自身にとっては、修士論文の執筆後にあらためて内容を振り返る機会となりました。2年間にわたりホスピタリティ・マネジメント・プログラムで研究できたことに感謝します。

・本日の合同発表会に向け、提出したワークショップレポートを改めて見直し、資料作成を行いました。その結果新たな気づきを得ることができ、自身の研究を卒業前に見直す機会としてもこの合同発表会は有意義な場であると感じました。M1の皆様の研究も来年どのような結論となっているのか非常に興味深いものが多かったです。ぜひ来年も参加させていただきたいと思うと同時に、このように修了後も縦のつながりを広げていけることがホスピタリティ・マネジメント・プログラムの魅力の一つであると感じました。

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修了生
6期生

・発表を聞いて、自分の学生時代を思い出して懐かしい気持ちになりました。普段の仕事では、いろんなことが絶えず起きる中で、文献を調べて、前提を立てて、アカデミックに検証していく、というじっくり研究することは、ほとんどありません。だからこそ、今日の発表を聞きながら、「ああ、自分もこういう感じで研究をしていたな」と、大変ながらも頑張っていた頃の気持ちを思い出しました。それと、皆さん本当に優秀だなと感じました。発表もよく整理されていて、とても面白かったです。正直に言うと、自分が在学中は、ここまでできていなかったなとも思いました。特に1年生の皆さんは、これからまだ1年ありますので、この発表がこの先どう深まっていくのか、とても楽しみにしています。私自身も良い刺激をもらいました。

・M2の皆さんの発表をお聞きするのは、昨年から数えて今回で3回目になりますが、毎回感じたことは、問題意識、とりわけ実務の中での問題意識がとても明確だということです。本日は、それぞれの研究アプローチでリサーチクエスチョンを解き明かした、まさに集大成となる発表を聞かせていただき、大変勉強になりました。最後に福地先生も仰っていましたが、私も今年のM2の皆さんの発表内容は全体的にレベルが高いと感じました。M1の皆さんも問題意識から現状把握、先行研究、リサーチクエスチョン、そしてインプリケーションまでが非常に整理されていて、完成度の高い発表だったと思います。 今日の発表内容からも、指導教員の鎌田先生にみっちりご指導を受けている様子が伝わってきて、同じく鎌田先生にご指導いただいた身として、とても感慨深く聞かせていただきました。また、M1の皆さんは、4月から今日まで、かなり走り続けた10カ月だったと思います。これから春休みの2〜3月に入りますが、正直、一旦は休みたくなる時期かと思います。 ただ、この2か月の過ごし方が、とても大事になってきます。 4月からは再び授業も開始し、なかなかまとまった時間を確保するのが難しくなってくると思います。ぜひこの2カ月をうまく使って、ご自身の研究を一段進めていただければと思います。

・どの研究テーマもとても興味深く聴かせていただきました。テーマはそれぞれ違っていても、突き詰めていくと本質は同じところに行き着くものも多いのではないかと感じました。卒業してから、判断を求められる場面が増え、その都度求められる判断のレベルもどんどん上がって来ているように感じています。人の生産性やモチベーションをどう高めるかを考える一方で、経営に近づくにつれて予算や人件費のことをシビアに考えなければならず、日々考えることの量も深さも増えたなと実感しています。そんな中で、やっぱり立ち返るのはMBAで学んだ理論やフレームで、そして今日は発表を聞かせていただき、刺激を受けたと同時にとても参考になりました。

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-発表タイトル-

修士1年生

「『時間的・心理的余裕』の設計が組織のパフォーマンスおよび従業員満足度に与える影響」
「建設業における工事費高騰の構造的要因分析--多重下請構造によるイノベーション阻害に着目して--」
「組織はどうすれば変われるのか?~サービス業の事業多角化に着目して~」
「不確実性下における意思決定と『納得』のデザイン―信用財としての占いにおけるPlausibilityの形成と支払い意思のメカニズム―」
「地方創生事業が補助金依存から脱却し自立化するためのプロセスに関する研究」
「農山漁村における観光産業の発展に資する中間組織の役割」
「テーマパークへの個人来訪を促進する動機づけ要因の探索-おひとりさま消費の視点から-」
「個人・小規模事業者の視点から、小規模宿泊事業の成立可能性とビジネスモデルの解明」
「旅行会社のビジネスモデル転換を阻む内部構造とは何か」

修士2年生

「公立病院の理念・方針が経営成果に及ぼす影響〜医療インフラを次の世代につなぐために〜」
「ミドルマネジャーの成果に影響する行動特性に関する研究」
「地域観光イノベーション初期の採用者の考察~サウナツーリズムの分析を通じて~」
「訪日外国人旅行者における移動が買物行動に与える影響に関する定量的研究」
「ファンの聖地巡礼行動の成立要因-推し不在地を訪れる動機と心理構造の分析-」
「ホテル企業のレジリエンス構築メカニズムに関する研究 ―黒字化時期に基づく比較事例分析―」
「カテゴリーの典型性が日常消費に及ぼす影響―和菓子に関する実証研究―」
「まちづくりにおけるエリア価値の持続的創造メカニズム−流山おおたかの森駅まちづくり因果過程分析−」
「エンターテインメント消費における経験価値が消費持続性に与える影響に関する定性的研究」
「エリアMICEを推進するDMOにおける民間事業者参画に関する考察」
「経営理念(VALUE)浸透における「個人への支援」の役割 --組織成果への因果メカニズムとその文脈依存性--」

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