HUB-SBA MAGAZINE

仕事や家庭と両立できる環境で、複眼的・多角的な思考を 訓練し、MBAでの学びを修士論文にアウトプットできる

2021年05月25日

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2019年度入学


大羽 真由さん

修士論文という形でMBAでの学びをアウトプットできる

私は現在公的機関において、日本企業の環境負荷を低減する世界最先端の技術開発や技術の海外展開などの業務に携わっています。

技術の進化や新興国の台頭などによって、事業環境が劇的に変化している中、伝統的な日本企業は、過去の成功体験や組織の硬直化などによって、変化への対応が遅れています。

このため公的機関が変化・発展を促進させる仕組みづくりを進めていかなければなりません。そこで私は、経営に関する知識を習得するため、MBAへの進学を決意しました。

一橋大学のMBAを選んだ理由は三つあります。第一に、MBAでの学びをアウトプットする場として、修士論文の執筆があるということ。第二に、教員と十数名の学生との間で、課題図書や修士論文に関して発表したり、議論したりするワークショップがあることです。高い志と様々な問題意識を持った学生たちと切磋琢磨できることは、とても魅力的に感じました。第三の理由は、通学しやすい都心に立地したキャンパスであることに加えて、基本的に土・日が休めるので、仕事に支障をきたさず、家庭に犠牲を強いることもなく勉学に励むことができるからです。自らのキャリアにオーナーシップをもって、学業にも取り組めます。

表層的な因果関係に影響を受けがちであったことに気づけた

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これまで履修した講義の中で印象的だったのは、ワークショップでの修士論文の研究計画に関する議論でした。私は当初、「女性の活躍推進」について研究することを検討していました。「日本企業は、女性の活躍が進まず、人材の多様性に欠けて、業績が低迷している」という趣旨のものでしたが、周囲から「論理に飛躍がある。業績低迷の理由は、女性の活躍が進まないこと以外にもあり得る。その因果関係は、高収益だから女性管理職が多いという時間的な先行性かもしれない」との指摘を受けました。こういった他の理由などを、一つひとつ吟味した上で、結論を出さないと"こじつけ"になってしまう。この議論から、それまでの自分は、表層的な因果関係に影響を受けがちであったことに気づきました。一橋大学のMBAでは、経営に関する様々なフレームワークや理論の学習と実践の反復だけではなく、物事の背後にある真の因果関係を探究し、複眼的・多角的な思考を訓練する機会もあります。

(2021年2月掲載)

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