HUB-SBA MAGAZINE

三枝匡経営者育成基金の経営者育成事業が本年度より始動します

2021年04月01日

一橋大学大学院経営管理研究科は、2015年に三枝匡氏(当時株式会社ミスミグループ本社取締役会議長、現在同社シニアチェアマン)からの5億円の寄附を受け、経営者育成事業の推進を目的とする三枝匡経営者育成基金(以下、三枝基金)を設立しています1。2021年度より、三枝基金による経営者育成事業として以下の寄附講義および研究会を開始します。

(1)寄附講義

三枝基金の寄附講義として、難しい実践的課題に取り組んできた経営者・経営リーダーを講師とする講義を経営管理研究科経営管理専攻のMBAプログラムに開講します。受講生は、具体的な経営問題について当事者の視点・立場から経営判断を下す課題に取り組みます。2021年度は、経営管理プログラムにおいて以下の2つの寄附講義を開設します。

・ビジネス・デベロップメント(秦充洋客員教授)
・経営実戦論 (土合朋宏客員教授)2

(2)戦略的経営者研究会

経営管理専攻MBAプログラムの在学生と修了生の自己研鑽・切磋琢磨の場として、また在学生と修了生のネットワーキングの場として、定例の研究会を開催します。第1回の研究会は7月末から8月頃に開催を予定しています。詳細は現在準備中の三枝基金ホームページ(6月後半に立ち上げ予定)にてお伝えする予定です。

その他、2022年度以降には、広く一般の方を対象とした国際シンポジウムの開催を計画しています。こちらについても三枝基金のホームページで情報を発信する予定です。

お問い合わせ:
経営管理研究科 三枝匡経営者育成基金オフィス
Mail: sgs@cm.hit-u.ac.jp


1. 基金設立の経緯についてはこちらのニュースをご覧ください
(https://www.hit-u.ac.jp/function/outside/news/2015/0403.html)。
また、経営者人材育成についての三枝匡氏の考え方については三枝氏と蓼沼前学長との対談をご覧ください
(https://www.hit-u.ac.jp/hq-mag/pick_up/260_20180408/)。

2. 経営実戦論については、経営分析プログラムに在籍する実務経験3年以上の学生も履修可能です。

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