経営管理プログラムが千代田キャンパスで始まってから2年、去る2020年3月19日、初めての修了生が誕生しました。働きながら学び、MBAを取得するプロセスには様々な困難がありますが、それらを無事乗り越え、このたび見事、MBAの学位を取得された修了生の皆様の努力を讃えたいと思います。

同日、18時30分、竹橋駅近くの千代田キャンパスには修了生の皆様が集まりました。皆、そろいのアカデミックガウンに角帽をかぶり、厳粛な出で立ちで経営学のマスター（修士号）を授与される式が始まりました。

式では加藤俊彦経営管理専攻長より修了生に証書が手渡されました。その後は、お世話になったMBA担当教員への花束贈呈式があり、また最後には修了を祝して、皆がそれぞれの角帽をかけ声とともにいっせいに投げ上げました。数多くの角帽が、MBAの大講義室の宙を舞う中で式はフィナーレを迎えました。

一橋ビジネススクールのMBAの学位は、修了生が修士レベルの経営学の学識を十分に備えた者であることを証明する一方、今後も世の中の動きに従って、さらに学びの高みを求めて研鑽する者であることの証でもあります。MBAで学んだ高度な専門知識や分析能力を、今度は自分の日常の仕事の中で存分に発揮し、所属組織のみならず世界の幸福と豊かさのために役立てていくことが、修了生には期待されています。また一橋ビジネススクール修了者の絆は、今後、一生続きます。互いによき友人として、いつまでも助け合うかけがえのない仲間であってほしいと思います。このたびは修了おめでとうございます。